宗教とカルト(セクト)

事件の被害が旧統一教会への恨みといっていることで、旧統一教会を社会的に非難するのは信教の自由の侵害などというひとがいるらしい。安倍元首相が旧統一教会の関連団体にメッセージをおくったりしたこととも平和を希望するということでOKということらしい。

おそらくは宗教そのものが何かしらの平和をいのったりするものであることは共通かもしれない。

しかし、旧統一教会オウム真理教やもしかすると某仏教分派に問題があるとすると、宗教活動と集金活動、集票活動がどちらが本当の目的なのかわからないくらい集金活動が盛んだったり、選挙の前になると強引な集票活動をやったり、やめようとする人を強引に引き止めたり、といったことがあるからだろう。

月間住職という雑誌があって、先月だったか、コロナ下での仏教宗派の財務についてレポートしていたが、それらはおおむね各寺院の負担を減らすような方向だった。こういったところで旧統一教会やオウムなどはどうだったのだろうか。宗教法人は集められた献金への課税は免除されているが、旧統一教会が行っていたツボまたはその代替物、また某仏教分派では高額な仏壇を売っているとも聞いたが、そのあたりへの課税はどうなっているのだろう。

ということで宗教の自由は当然新興宗教だってあると。しかし、それが部外者への過度の攻撃を正当化するものだったり、集金へのノルマがきつかったり、モノをうって稼ぐように言われたり、選挙で無理に集票させられたり、やめようとするとかなり強力に止められて、呪いをかけられたり、ということがある問題ある宗教といえるだろう。

ちなみに当然旧統一教会は高額な献金をもとめられたり、といったことが問題な組織で、それに対してビデオメッセージを寄せた元首相の行為は普通は公にするものではないだろう。しかし、元首相がカミングアウトしたあと、若手議員は旧統一教会の応援を公にしているひともいるとのことで元首相の果たしたこの分野でのリーダーシップも強力だったとのことです。そのあたり、ぜひ掘り下げてほしいです。

NHKもめぽりんぱぽりんで新興宗教に親が走って苦労している子供のことなどやってたんですけど取材源はありそうなのでもうすこし頑張ってほしいですね。昨日ニュースウォッチ9を見ていたら精神医学の専門家がなんだかいくらなんでもみたいなことをいってて精神医学っていうのもどうなのかなあという気がしました。