ロシアのウクライナ侵攻について

これについてはずっとよくわからないことがある。

高校生向けの地図帳やちょっと古い本などを見ると、突然ロシアが進行したわけではなく、ソ連が崩壊してウクライナとロシアが別の国になったときから、特に東部のロシア語圏のひとたちが住む地域の問題、また、ロシアの伝統的な統一志向などで決して安定した状態ではなかったということになっている。

政権もそういう意味ではロシアに近い政権とウクライナの独立性を強調する政治家で大きくスタンスは異なることになっている。

現在のゼレンスキー大統領はウクライナ民族主義を強く打ち出して当選したひとのようだ。そうなると当然ロシアとの緊張感は高まるが、そこでこれまでの米国であればトランプ氏は結構モンロー主義的なところがあったので、他国には手を出さす、ここまでウクライナに肩入れはしなかったのではないだろうか。もちろん侵攻が始まる前段階の話だが。プーチンとしては、はっきりロシアではなくても、やはり、米国,NATOウクライナが接近するのは耐えられなかったのではないだろうか。

そのあたり、なんだか日本の新聞を見ていると、プーチン大統領が突然ウクライナを侵攻したような感じになるが、そうではないのでは、という気がする。

もちろん、ロシアとウクライナの間での戦闘はあってはならないことなので、対話で脅したりすることと、現在ロシアがやっていることは大きく違うだろう。

東部の地域の独立は特にどうなるのかきになるところです。