ぼう組織でのできごとについて思うこと

さんざんネットでは話題になっていますが、gさんの件について、ちょっとおどろいたのが、国立大学の法学部の先生が”自分は定年まで働けるが、そうではない人に対してその組織に対して、他の組織からクレームをつけるのはどうか”というようなことをつぶやかれているのをよんだことです。

わたしはこれをよんで、自分と、さかんにやりとりされているアカデミアの方々とは感覚の違いがあることをさとりました。

まず、このつぶやいているひとのように、大学の正規の教授と言っても、所詮は被雇用者で、何かの都合でクビになるかもしれない、と思うのがサラリーマンの常識です。しかし、このかたの感覚だと、意識的に自分で何かやらなければ、定年まで安心という感じなのでしょうね。実際そうなのかもしれませんけど、形式的には解雇されることはありうるのでしょうか、なんというか、そういった緊張かがないのはサラリーマンからするとうらやましいかぎりです。

また、後段について、普通考えると、やはり、このような問題を起こしたことは関係あるのでしょうが、それはgさんと雇用社であった組織の間の問題ではないでしょうか。逆に外で何があっても組織はgさんを守る、ということもありうると思います。わたしは組織の判断をそれなりに尊重すべきとおもいますが、どうもこの法学部の先生はその判断よりもそのようなことを招いた人が悪いと言いたげです。

ということで次の論点として、先輩は若手でかつ非正規のひとの将来に影響するようなことをやっちゃいけない、ということですが、それは、もとは、gさんという大人がSNSでつぶやいたことに端を発している以上、ある程度自分で責任をとらないといけないのはしょうがないことです。例えば、アルバイト先でふざけた写真を投稿したひとが、首になっていることとどう違うのか。この法学部の先生はそう言う人たちのことも積極的に擁護したのでしょうか?ということで、まあこの先生もひごろ、そういった言説にちょっといやけがさしていて、この騒ぎは幸い一方的ではなく、むしろ、やりすぎのような声がおおきいようなので、それに乗じてなにかいいたいのかとおもわせられるつぶやきです。まあゲスのかんぐり、ってやつでしょう。某国立大学で終身雇用が約束されているらしいひとがそんなゲスなことをいうわけもないし。そうすると、アカデミアの世界に、世間のミーつー運動みないたことを持ち込まれると崩壊しかねないと言う危機感ですかね。まあ素人はそとから見ているしかないんですけど。