枝野氏の辞任に思うこと

立憲の枝野氏が辞任しました。

4年前にみんな希望の党に行った後に排除されたメンバーで立憲を立ち上げたのはつい昨日のことのような気がしますが、なぜかいまは希望の党に行った人たちも合流してわたしにはよくわからない政党になってしまって、結局は連合が支持しない?枝野氏は党をまとめ切れるはずもないという感じでしょうか。また、21世紀になって、20世紀の有名人の賞味期限も切れてしまったということもあると思います。悪いけど海江田さんや辻元さんは1980年ごろは本やピースボートなどでマスコミにも影響がありましたが、最近はもう政治家としてしか知られてないのではないでしょうか。特に辻元さんは出てきたときのインパクトはもう完全になくなってしまったと思います。彼女こそ今の山本太郎さんのような位置づけで若者にももっとアピールできたと思うのですが、党の体質なのかそういした活動を彼女ができたとも思えません。若者の声をきちんと国会に届けられるひとだったはずなのに残念です。枝野さんの辞任にあたって昔朝日新聞の「一冊の本」というPR誌で彼が来し方を語っていたのを思い出し、本になっているのを読んでみました。大村益次郎が好きだと書いてありました。また、彼が東北大時代に支持したのは意外にもどっちかというと保守の小嶋 和司教授というのも興味深い、というか最初から政治家になろうとも思ってなかったのか、という気もします。しかし、特に2011年の東日本大震災を経てから随分と変わったようにも思います。2016年の立憲の立ち上げから、合流時には代表戦が行われるというのも私には訳がわかりませんでした。嫌で出てった人たちが再び合流したいといってきて、代表まで自分たちから出したい、そして立候補するひともいる、というのはとても考えられないことでした。今回泉氏はまた、名前が挙がってますが、まあ彼に期待する勢力が大きいということなんでしょう。彼なら連合も納得するのでしょう。全くな話です。ここで怖いのはこのような政党ばかりになってしまったら、行き場のない人たちは結局ポピュラリストのいい標的になってしまうことです。極端な左の主張をする人が出てきたときにおそらく今の状況であればその政党もかなりの支持を集めるでしょう。本当にそれでいいのか?という気がします。本当は立憲にはもっと軸をしっかり持って運営してほしかったなあと思いますがまあ時代がそれを許さなかったということか。ただし日本のマスコミ、ネットがあまりにも政治に弱いのも問題であったと思います。9月を自民党の代表戦のニュースで埋め尽くして、ほかの野党はそれではいけないと無理にニュースを作ってましたが盛り上がらないですね。NHKしかそんなのは流さないでしょう。これは本当にまずいと思いますがどうなんでしょうか。それこそ学者という人たちもこういった影響をきちんと調べてほしいですがそんな人はいないのが日本ですか、、、